getter/setterとは
簡単に言ってしまえば、あるクラスで作った変数を別のクラスで操作できるようにするものです。Javaのカプセル化という概念でよく使われるので気になる人はそちらも調べてみてください。ここでは割愛して少し説明すると、読み取りはできてもいいけど編集や削除はしないでもらいたい変数をprivate修飾子で隠蔽し、getterという読み取り用のメソッドをpublic、setterという編集用のメソッドはprivateで記述することです。ということは変数の数だけgetter/setterを記述しなければいけないということです。それを毎回やるのは面倒くさいですよね。ですので今回は小技を紹介していきます。
やり方
上記のようにクラス変数を記入した状態で、クラス宣言内をどこでもいいので右クリックしてください。
すると次の図のようにメニューが出てくるので、ソース、getterおよびsetterの生成をクリック。
すると別ウィンドウで画面が開くので左上の部分からgetter/setterを作成したい変数をチェックします。全部選択したい場合は右上のすべて選択をクリックします。その後、プログラムの挿入ポイントを指定したい場合は中間部分の挿入ポイントの部分で指定します。アクセス修飾子は基本はpublicで、変更したいときはチェックを移動します。そして右下の生成をクリックして終了です。
クリックした瞬間上記のように自動で作成されます。
おわりに
今回は、面倒な作業をスキップ出来る技を紹介しました。アクセス修飾子やカプセル化については重要な概念なので皆さんも調べてみてください。